「聖なる道」は、聖霊を受けた者が、日々の霊的生活をいかに生くべきかを学ぶための黙想書であり、聖人への道でもある。 
       「もしわたしたちが御霊によって生きるのなら、また御霊によって進もうではないか。」(ガラテヤの信徒への手紙5・25) 
       使徒パウロの勧告に従い、この法則を採用し、神に生きることと、神と共に歩む霊的生活を修得(しゅうとく)することである。 
       
       換言すれば、精神を神の現存に集注することである。 
       日記を買い求める人は多くあるが、1月1日から、12月31日まで書き続ける人は、必ずしも多くはない。 
       霊的生活において最も重要なことは、日々--生涯、 
       祈りをもって完遂(かんすい)することである。 
       
       そこには大路があり、 
       その道は聖なる道ととなえられる。 
       ・・・・・・・・・・・・・・・ 
       ただ、あがなわれた者のみ、そこを歩む。 
       主にあがなわれた者は帰ってきて、 
       その頭に、とこしえの喜びをいただき、 
       歌うたいつつ、シオンに来る。(イザヤ35・8~10) |