ヨハネによる福音書20:11~18
マリアは墓の外に立って泣いていた。
泣きながら身をかがめて墓の中を見ると、
イエスの遺体の置いてあった所に、白い衣を着た二人の天使が見えた。、
・・・・・・・
天使たちが、「婦人よ、なぜ泣いているのか」と言うと、
マリアは言った。「わたしの主が取り去られました。
どこに置かれているのか、わたしには分かりません。」
こう言いながら後ろを振り向くと、イエスの立っておられるのが見えた。
・・・・・・・・・
イエスが、「マリア」と言われると、彼女は振り向いて、ヘブライ語で、「ラボニ」と言った。
・・・・・・・・
イエスは言われた。
・・・・・・わたしの兄弟たちのところへ行って、こう言いなさい。
『わたしの父であり、あなたがたの父である方、
また、わたしの神であり、あなたがたの神である方のところへわたしは上る』と。」
マグダラのマリアは弟子たちのところへ行って、
「わたしは主を見ました」と告げ、
また、主から言われたことを伝えた。
ヨハネによる福音書20:19~23
その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、
自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。
そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、
「あなたがたに平和があるように」と言われた。
そう言って、手とわき腹とをお見せになった。
弟子たちは、主を見て喜んだ。
イエスは重ねて言われた。「・・・・父がわたしをお遣わしになったように、
わたしもあなたがたを遣わす。」
そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。
聖霊を受けなさい。
・・・・・・・・
使徒言行録2:1~13
五旬際の日が来て、一同が一つになって集まっていると、
突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、
彼らが座っていた家中に響いた。
そして、炎のような舌が分かれ分れに現れ、一人一人の上にとどまった。
すると、一同は聖霊に満たされ、”霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。
・・・・・・・