御言葉を生きる


~近づいてくださる神の神殿~



ヨハネによる福音書 5:1~9、14、25
イエスは言われた。
「起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい。」
すると、その人はすぐに良くなって、床を担いで歩きだした。
はっきり言っておく。

死んだ者が神の子の声を聞く時が来る。
今やその時である。
その声を聞く時が来る。
今やその時である。
その声を聞いたものは生きる。

ヨハネによる福音書 19:28~30
この後、イエスは、すべてのことが今や成し遂げられたのを知り、
「渇く」と言われた。
こうして、聖書の言葉が実現した。
イエスは、このぶどう酒を受けると、
「成し遂げられた」と言い、
頭を垂れて息を引き取られた。


エフェソの信徒への手紙 2:14~16
実に、キリストはわたしたちの平和であります。
十字架を通して、両者を一つの体として神と和解させ、
十字架によって敵意を滅ぼされました。


聖なる道 第15日 平和をつくり出す人
イエス・キリストのみが、神と人類とを十字架によって和解させ、
選民と異邦人との間にある敵意を、
民族と民族との間にある敵意を、
人と人との間にある敵意を取り除き、
両者の間に和解と平和をつくり出すことがおできになるのである。
「わたしたちに賜っている聖霊によって、
神の愛がわたしたちの心に注がれ」(ローマの信徒への手紙5・5)
聖霊の維新によって、愛の人、平和の人に新創造されるのである(テトスへの手紙3・5~6)
平和は愛によって、キリストの無限愛、十字架により流れくる贖罪愛によってのみ、つくり出されるのである。
平和であるキリストご自身をうちに抱擁し、
キリストの愛に充満され、
愛によってキリストに変容された人、
全き愛、
全き平和がみなぎり溢れている人のみが、
真に平和をつくり出し、平和の国、神の国の建設者となり得るのである。