~さわった者はみな癒された~




マルコによる福音書 5:25~34、6:56
さて、ここに12年間も出血の止まらない女がいた。
イエスのことを聞いて、群衆の中に紛れ込み、後ろからイエスの服に触れた。
すると、すぐ出血が全く止まって病気がいやされたことを体に感じた。
イエスは、自分の内から力が出て行ったことに気づいて、群衆の中で振り返り、
「わたしの服に触れたのはだれか」と言われた。
イエスは言われた。
「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。
安心して行きなさい。

触れた者は皆いやされた。

詩編80:19
わたしたちはあなたを離れません。
命を得させ、御名を呼ばせてください。

マタイによる福音書15:21~28
すると、この地に生まれたカナンの女が出て来て、
「主よ、ダビデの子よ、わたしを憐れんでください。
娘が悪霊にひどく苦しめられています。」と叫んだ。
しかし、女は来て、イエスの前にひれ伏し、
「主よ、どうかお助けください」と言った。
イエスが、「子供たちのパンを取って小犬にやってはいけない」とお答えになると、
女は言った。「主よ、ごもっともです。
しかし、小犬も主人の食卓から落ちるパン屑はいただくのです。」
そこで、イエスはお答えになった。
「婦人よ、あなたの信仰は立派だ。あなたの願いどおりになるように。」
そのとき、娘の病気はいやされた。