生活介護・支援サポーター養成講座IN兼吉



第1講座 10月3日

尾道市の高齢者の状況
現在は、3人に1人が高齢者
10年後は、2.7人に1人が高齢者

幸齢社会(歳を重ねることに幸せを感じられる社会)尾道
基本目標・基本方針
①この10年間を・・・・・在宅での生活期間を延ばすための各種施策に取り組む。
②元気でいきいきと暮らす・・・住民意識を高め、介護予防・重度化予防に取り組む。
③介護が必要となった場合でも、・・・安心して暮らしていける環境整備。

実現に向けた取り組み
1.幸齢社会おのみちに向けた地域包括ケアシステムの構築
2.介護予防・重点化予防と健康づくりの推進。・・・実践
3.安心して暮らすための環境づくり
認知症施策の推進
4.高齢者の生きがいづくり
5.介護保険サービス提供体制の充実

尾道市の未来イメージ
若い時、壮年のうちから健康づくり・町づくり
元気な高齢者が高齢者を支える町づくり
・介護予防・シルバーリハビリ体操事業

キーワード
それぞれの立場で、自分なら何ができるかを考える
とりあえず、できるところからはじめる。
つなげる・つながる➡こうしたことを続ければ、気が付けば頂点に達する。




健康寿命について考える
広島県民の平均寿命と健康寿命
要介護期間:女性➡約14年  男性➡約9年
県内市町の平均余命に占める自立期間の割合
・65歳の女性➡最下位
・65歳の男性➡下から2番目

歳をとることが悪いのではない。健康寿命を延ばせば自分も家族も地域も幸せ。
人口ピラミットの変遷
2050年には、労働者一人が、高齢者一人を支える。
からだを動かさないでいると、負のスパイラル
運動不足による活動の低下➡筋力低下・関節が固くなる、食欲の低下・低栄養➡体力・気力・意欲の低下➡運動不足による活動の低下➡・・・・・

介護予防の3項目
運動器の機能向上
栄養改善
口腔機能向上

介護予防その1
運動について
ロコモティブ症候群
・身体を動かす機能がうまく働かないことで、歩行障害になった状態または、なりそうな状態。
・ロコ チック
高齢者の4大骨折
1年間の転倒の割合
・後期高齢者は3人に1人
・転倒者の1割が骨折している。
運動の効果
①血圧正常化
②メタボ対策(脂肪の分解)
③糖尿病の治療
④自律神経の安定(気分・便秘・睡眠)
認知症予防(脳への刺激)
⑥免疫力の上昇(NK細胞の活性化)
⑦骨折・転倒防止(筋肉・骨の強化)
血清アルブミン値が高いほど長生き
①肉を食べることによる血清アルブミン値の変化
②70歳の高齢者における血清アルブミン値と生存率

介護予防その2
栄養について
血管に負担をかけない食生活
①塩分↓
②魚↑
③野菜↑
④果物↑
⑤カルシュウム↑・・・神経活動
⑥アルコール↓
⑦腹八分・・・・・・・・・餌の少ないほうのラットが認知症になりにくい
※たばこは禁・・・・・・たばこは認知症のリスクも上がる

介護予防その3
口腔機能につて
口の健康は体の健康を守る・・・肺炎などの感染症の予防
しっかり噛める口にしよう
・記憶力がアップ(認知症予防
・高齢者ほど顕著なのが特徴
・血流量などから脳の活性化が学問的に裏づけられている

元気で長生きなのはどんな人
自分は健康だと思っている人
買い物に出かける人(外出が多い人)
働く人・役割がある人
タバコを吸わない人

つながりが健康寿命には重要
自治会や老人会などの組織に3つ以上所属していると介護になる確率が22%減る。
「人とのつながり」があり、孤独は健康(寿命)に悪い。
老年期に社会的に隔離された生活を送ると高血圧になる危険性があった。

生きがいが健康寿命には必要
人生で高い目的意識ををもっている人は、そうでない人に比べ死亡率が17%減少。

健康寿命の延伸には自分の努力(自助)も大切です。しかし、つながり、お互いさま(互助)も重要です。






第2講座 11月14日
認知症の現状
65歳以上の5人に一人が、認知症になる可能性

認知症高齢者の自動車事故

認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)
~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~の概要
高齢者の約4人に一人が認知症の人又はその予備群。高齢者の進展に伴い、認知症の人はさらに増加。
認知症の人を単に支える側と考えるのではなく、認知症の人が認知症とともに生きていくことができるるような環境整備が必要。



第3講座 1月15日

「ここで暮らす!」
人口構造の変化が示すもの
生産年齢人口の急激な減少
高齢者(特に75歳以上)人口の増加

人口構造


第4講座 2月6日

「生活の困りごと地域の社会貢献」

閉講式